【長篠合戦のぼりまつり】
GWは各地でイベントがあると思いますが、長篠城趾で開催される
『長篠合戦のぼりまつり』は如何でしょうか。
長篠の戦いで倒れた両軍将士の霊を慰めるために、関係将士の紋入りのぼり数千本を献植して行うまつりです。
毎年5月5日に開催されます。
鎧・兜に身を固めた鉄砲隊による火縄銃の演武、勇壮な長篠陣太鼓が盛大に行われます。
天正3年(1575)武田信玄の子勝頼が率いる1万数千の武田軍と、
総勢5万人を超える織田・徳川連合軍が、
長篠の戦いを繰り広げる要となった長篠城址において開催されるまつりです。
武田軍が攻め寄せた時、長篠城主奥平貞昌は手勢わずかの兵で攻撃に耐え、
重囲をかいくぐって使者に発った鳥居強右衛門勝商などの活躍により織田信長・徳川家康連合軍の大勝のきっかけをつくりました。
長篠合戦のぼりまつりは、式典・法要の他、合戦行列・火縄銃演武・長篠陣太鼓演武・居合・弓の演武など様々なイベントが行われます。
物産展も開催され多くの人で賑わいます。
特に日置流による具足弓の演武は、
見る機会が少ないので是非観て欲しいです。
流鏑馬などでお馴染みの小笠原流とは、
また違う射法の実射演武は見応えありです。
小笠原流と日置流については以前ブログにも書きましたが、
実際に見た方がわかりやすいと思います。
会場でお会いできたら嬉しいです。
火縄銃演武では、今回も大筒を担当させていただきます。
こちらもなかなか見ることが出来ない代物です。