2月頃から始まった新型コロナウイルスを当初はさほど問題視していなかった。
しかしこの記事を書いている今、ウイルスは世界中を恐怖で支配している。
人々は感染を恐れ、自宅に引きこもり、
外出しなくても済むように食品や生活用品を買い占めた。
各地で行われるはずのイベントは中止。
卒業式等の学生のイベントも中止、登校すらままならない。
感染拡大を防止するために不要不急の外出は自粛要請され、
中小飲食店は倒産したりその危機に面している。
今でも世界のどこかでは、いまだに危機感もなく集会などの催しに参加していたり、
電車やバスも動いている。
確かに、このような事態でも働かなければいけない職種があるのは理解しているが、
はたしてこのような環境で感染拡大をどこまで抑えることができるのか。
開催予定のイベントが無くなり、楽しみを奪われた人。
イベントを生業としている人は収入を奪われた。
週末の娯楽でもある飲食店では従来の活気が見られないところが多く感じる。
外出自粛は厳しくなり、帰省すらままならない。
結婚式も出来ない。
人もたくさん亡くなった。
お葬式も出来ない状況だ。
人々は終わりの見えない状況に疲弊している。
余裕がなくなっている。
普段通りの振る舞いができない。
こういう時に本性が出るともいう。
コロナが憎い。
今まで順調だったすべてが崩されていく。
政治家も一生懸命に働いているとは思うけど、満足している国民は少ない。
多分それは初めから助けてもらう気でいるからだと思う。
僕もはじめはそうだった。
だけど考えてみたら政治家も国民の一人だ。
決定する力を持っていたり、発言力が大きいという国民。
今、不平不満ばかり言っていても現状は変わらない。
自分のできることをやるしかない。
自分からは何もせずに誰かのやっていることに文句ばかり言っている人はどうなんだろうか。
会社だろうが、サークルだろうがそんな人は嫌われるし
いざという時に誰も助けてはくれないだろう。
もし、今の対策に不満があるなら代替案を考えればいい。
考えたくないなら従うほかない。
従はなくてもいいが、文句は言わない方がいい。
自分のお金と時間を使って誰かのためにマスクを作る中学生がいる。
生活用品の空になった陳列棚をみてパニックになった人を落ち着かせるために、
工場、倉庫のたくさんの在庫の写真を拡散する人がいる。
感染症に一番近いところで、恐怖と闘いながら命を救っている人がいる。
自分にできることからやっていこう。
まずはやれることを考えてみよう。
そして近くにいる人たちと助け合っていこう。
これは歴史の授業で勉強した「あの時」をリアルタイムで体験していると考えよう。
氷河期では恐竜が絶滅し、大飢饉ではたくさんの人々が無くなった。
流行り病も何度もあった。
今もまさにその時代の中にいる。
このまま戦国時代に突入するのか、平和な世界を保てるかは、
今生きている僕らの手にかかっている。
自分だけじゃない、みんな今は大変な時。
少しでも笑顔が多い環境に身を置きたいから、
どうしたらそんな世界がつくれるかを考えながら生きていくことにする。
自分のやりたいこと、目標はそのステージの次にあると思っている。
みんな頑張ろう!
令和2年4月3
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