どうも、『現代の武士』こと佐野翔平です。
火縄銃の射撃競技選手をしたり、伝統工芸品の販売をしたり、
小学生くらいのお子さん向けにダンボール甲冑教室をしたりしています。
射撃競技選手として活動をはじめて、あっという間に4年が経ちました。
3月末で5年目に突入します。
世界大会での優勝を目指して、仕事やその他の活動の合間を縫って練習してきました。
練習場所への移動時間やかけたお金は計り知れません。
「世界に誇れる素晴らしい技術である」と信じていても、まだまだ市場価値が低いというのが現実です。
費用対効果の低さに不安になることも多々あります。
初めて国内大会で優勝したのが2019年8月です。
優勝しても苦しい状況はあまり変わりませんでしたが、
それでも発信活動や練習は続けてきました。
わかりやすい結果が出せない時期はなかなかにキツイものです。
しかし先日の射撃大会でやっと優勝することができました。
少しだけ気持ちが晴れました。
今回は「そもそもどんな競技なのか」を少しだけ解説していこうと思います。
今回の標的は、現代のライフル射撃競技で使用するものとは違い、
画像の様なシンプルなデザインでした。
星(ほし)と呼ばれる黒い丸は直径約12cm。
そして正方形の枠の一辺は約24cmです。
得点の数え方は、黒点内が10点、正方形の枠内が3点です。
持ち弾は1人7発。
標的までの距離は15間(約27m)です。
上の写真は、撃つ場所からみた景色です。
27m先の黒点はほぼ点です。笑
弓道の的までの距離感で考えるとイメージしやすいかもです。
種目は立った姿勢で撃つ「立射」と、
座って膝を台のように使用して撃つ「膝射」の2種類あります。
立射では7発全てを黒点に命中させることができました。
30年射撃競技を経験している先輩でも1回しか成したことがないということでした。
この全弾命中を以って『鉄砲名人』という称号をいただきました。
膝射の方は7発中2発が星で4発が角、1発は外でした。
理屈では膝射の方が安定するはずですが、個人的には立射の方が撃ちやすいです。
次は膝射も全弾命中を目指して稽古していきます。
ちなみに、過去に膝射で7発全てを黒点に命中させた人は1人も居ないそうです。
1人目になってみたいという欲が出てしまいました。笑
それから今回の景品はお米でした。
大会によってビールだったりお菓子だったり様々です。
火縄銃の射撃競技というものが有名になって市場価値が高くなったら、
賞金の出る未来もあるかもしれません。
参加賞で2kg、優勝賞品が5kg。
合計7kgのお米をいただきました。
めっちゃ嬉しい。
鉄砲の成果でお米をいただく。
なんだか戦国時代みたいですね。
世界大会で優勝を目指して、これからも日々精進していきます。
技術向上に励むだけでなく、市場価値を高めるための行動も同時進行です!
めちゃくちゃ難しいことをやろうとしていることはわかっていますが、
やりたいのでやります!
夢の片棒を担いでくださる方を随時募集していますよ。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた次回!!
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